連休明け8日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標の上海総合指数が前営業日比287.47ポイント（8.62％）高の3623.97ポイントと10営業日続伸している。
　投資家のリスク選好が強まる流れ。中国の相次ぐ景気刺激策が材料視されている。当局は9月24日以降、金融緩和、不動産支援策、株価テコ入れ策を矢継ぎ早に公表。追加支援策が打ち出されるとの観測も流れている。複数の投資ファンドやブローカー、金融機関などが中国株の投資判断を相次ぎ上方修正。本土市場は今月1日から前日（7日）まで休場していたが、その間に香港株は大幅に上昇した。また、国家発展改革委員会などはきょう8日午前10時（現地時間、日本時間午前11時）に経済政策に関する記者会見を開く。市場では、より具体的な措置が発表される可能性があると予想されている。
　主要銘柄では、中国人寿保険（601628/SH）や中国平安保険（601318/SH）、富士康工業互聯網（601138/SH）などがストップ高（10.0％高）している。
　外貨建てB株相場は、上海B株指数が22.88ポイント（8.47％）高の293.00ポイント、深センB株指数が111.37ポイント（8.97％）高の1352.60ポイントで推移している。


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