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2024/12/05 10:54

本土株:上海総合は0.2%安で続落、上海B株は0.04%高 無料記事

 5日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標の上海総合指数が前日比8.19ポイント(0.24%)安の3356.47ポイントと続落している。
 投資家の慎重スタンスが継続する流れ。米中対立の激化や、中国経済の鈍化が不安視されている。中国共産党系メディアの人民日報は4日の社説で、中国は特定の成長率達成にこだわらないとし、5%未満の成長率でも容認できるとの見解を示した。中国の政策動向も気がかり。11〜12日の開催が報じられた中央経済工作会議を前に、今週末〜来週初めにも中央政治局会議が開かれる見通しだ。もっとも、当局は金融・財政政策を強めるとの期待も根強く、下値は限定されている。
 主要銘柄の値下がり率は、永輝超市(601933/SH)が7.1%、中国北方稀土(600111/SH)が1.6%、中国石油天然気(601857/SH)が1.5%、曙光信息産業(603019/SH)が1.4%など。
 外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.12ポイント(0.04%)高の276.93ポイント、深センB株指数が2.33ポイント(0.19%)高の1225.10ポイントで推移している。


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