ハンセン指数 　 　 　　　　　　17942.36 +156.04 +0.88％
中国本土株指数（旧H株指数） 6310.95 +63.82 +1.02％
H科技（テック）指数 　　　　　 3512.11 +50.89 +1.47％

　30日の香港マーケットは、日本時間の午前10時43分現在、主要指標のハンセン指数が続伸している。投資家心理がやや上向く流れ。米景気後退（リセッション）懸念の後退や中国経済対策の期待感が相場を支えている。米国では4〜6月期の実質国内総生産（GDP）改定値は速報値から上方修正され、米経済がソフトランディング（軟着陸）できるとの見方が広がった。中国本土では、中国人民銀行（中央銀行）が29日、景気支援に向けた新たな手段を検討していると改めて強調している。ただ、上値は限定的。米中の指標発表が気がかりだ。米国では30日、米連邦準備理事会（FRB）がインフレ指標として重要視する7月の個人消費支出（PCE）価格指数、中国では31日、8月の購買担当者景気指数（PMI、国家統計局などが集計）がそれぞれ公表される。
　主要銘柄の値上がり率は、理想汽車（リ・オート：2015/HK）が5.5％、中銀香港(BOCホンコン：2388/HK)が4.4％、比亜迪(BYD：1211/HK)が4.0％、美団(メイトゥアン：3690/HK)が3.0％など。


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