20日の本土マーケットは値下がり。日本時間の午前10時33分現在、主要指標の上海総合指数は前日比28.89ポイント（0.85％）安の3379.24ポイントと続落している。外貨建てB株相場もさえない。上海B株指数が0.48ポイント（0.20％）安の243.09ポイント、深センB株指数が1.78ポイント（0.19％）安の936.43ポイントで推移している。
　新規の買い材料に乏しいなか、前日の軟調地合いを継いだ。指数は直近の高値圏で推移していることもあり、売り圧力が依然として意識されている。なお、中国人民銀行（中央銀行）は朝方、事実上の貸出基準金利「ローンプライムレート（LPR）」（月に一度、原則20日に公表）を発表。市場予想通り前月の水準を据え置いた。
　個別では、化学グループ中国大手の万華化学集団（ワンファ・ケミカル:600309/SH）が2.4％安。中間決算の利益半減が嫌気された。
　ほか、主要銘柄の値下がり率は、安徽海螺セメント(600585/SH）が1.6％、中信建投証券(601066/SH)が1.5％、上海浦東発展銀行（600000/SH）が1.4％、中国人寿保険（601628/SH）が1.4％、貴州茅台酒（貴州マオタイ：600519/SH）が1.0％など。


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