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2020/05/27 10:42

小幅続伸、ハンセンは15ポイント高 無料記事

ハンセン指数      23400.14  +15.48 +0.07%
中国本土株指数(旧H株指数) 9606.25 +11.05  +0.12%
レッドチップ指数 3690.65 -5.00 -0.14%

 27日の香港マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標のハンセン指数が小幅ながら3日続伸している。前日の好地合いを継ぐ流れ。世界的に行動規制の解除が進み、経済回復の期待が強まっている。米国では、厳しい規制を敷いていたカリフォルニア州で25日、閉鎖されていた小売店などの営業が許可された。英国では予定通り外出制限緩和の第2弾が6月15日に実施されることが確認され、日本では25日に緊急事態宣言の全面解除が発表されている。
 ただ、上値は重い。米中関係の悪化懸念が依然としてくすぶっている。トランプ米大統領は26日の記者会見で、中国政府が香港の統制を強化する「香港版国家安全法」を施行した場合、週内にも中国に強力な制裁を科す可能性を示唆した。また香港では本日、「国歌法」の第2回審議が始まる予定。域内で抗議活動が予定されており、社会混乱の不安も高まっている。
 主要銘柄の値上がり率は、創科実業(テクトロニック・インダストリーズ:669/HK)が3.1%、金沙中国(サンズ・チャイナ:1928/HK)が2.2%、石薬集団(CSPCファーマシューティカル・グループ:1093/HK)が1.1%、中国海洋石油(CNOOC:883/HK)が0.9%、中国工商銀行(1398/HK)が0.8%など。


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