ハンセン指数 　 　 　22555.87　 -374.27 -1.63％
中国本土株指数（旧H株指数） 9322.86 -103.92　 -1.10％
レッドチップ指数 3557.20 -45.64 -1.27％

　週明け25日の香港マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標のハンセン指数が3日続落している。香港の社会混乱を懸念した売りが先行。香港で24日、社会統制を強める“香港版国家安全法”に反対する大規模なデモが行われた。新型コロナウイルスの感染が拡大した1月下旬以降で最大規模のデモとなっている。一部のデモ参加者が商店を破壊するなど混乱する中、警官隊も催涙弾を発射して応酬し、180人以上が逮捕された。
　米中対立の警戒感も持続。“香港版国家安全法”を巡っては、米側が中国を猛烈に非難している。米商務省は22日、33の中国企業・機関を米国からの資材調達を禁止するブラックリストに追加したと公表した。
　主要銘柄の値下がり率は、恒基兆業地産(ヘンダーソンランド：12/HK)が4.7％、恒隆地産(ハンルン・プロパティーズ：101/HK)が4.2％、AIAグループ(1299/HK)が3.8％、太古(A)(スワイヤ・パシフィックA：19/HK)が3.8％、中国移動(チャイナ・モバイル：941/HK)が3.7％など。


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