23日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時34分現在、主要指標の上海総合指数が前日比5.37ポイント（0.18％）安の2958.84ポイントと続落している。
　前日の軟調地合いを継ぐ流れ。米中関係の悪化や、人民元安の進行が引き続き懸念材料としてくすぶっている。ただ、下値は限定的。中国人民銀行（中央銀行）が予想外の金融緩和に舵を切る中、他部署や地方政府も景気浮揚に向けた対策を打ち出すとの見方が広がっている。
　主要銘柄の値下がり率は、中信証券（600030/SH）が3.0％、江蘇長電科技（600584/SH）が2.0％、福莱特玻璃集団（601865/SH）が1.8％、三安光電（600703/SH）が1.4％など。
　外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.57ポイント（0.24％）高の232.47ポイント、深センB株指数が0.69ポイント（0.06％）高の1136.13ポイントで推移している。


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