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2024/09/20 11:03

本土株:上海総合は0.1%安で反落、深センB株も0.1%安 無料記事

 20日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時38分現在、主要指標の上海総合指数が前日比2.48ポイント(0.09%)安の2733.55ポイントと3日ぶりに反落している。
 投資家の慎重スタンが強まる流れ。中国景気の鈍化や、対外関係の悪化などが改めて懸念された。一方、寄り付き前に発表された実質的な政策金利となる最優遇貸出金利「ローンプライムレート(LPR)」は据え置かれた。予想通りだったとはいえ、緩和を期待した一部投資家の失望を呼んだ。もっとも、下値は限定的。景気懸念がくすぶる中、中国当局は今年の経済成長目標(5.0%前後)達成のため、新たな景気支援策を打ち出すとの見方も根強い状況だ。
 主要銘柄の値下がり率は、中国船舶工業(600150/SH)が3.5%、通威(600438/SH)が3.3%、青島港国際(601298/SH)が2.7%、海瀾之家(600398/SH)が2.2%など。
 外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.02ポイント(0.01%)安の233.50ポイント、深センB株指数が1.20ポイント(0.11%)安の1043.66ポイントで推移している。


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