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2024/05/09 10:58

本土株:上海総合は0.2%高で反発、深センB株も0.2%高 無料記事

 9日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時35分現在、主要指標の上海総合指数が前日比7.27ポイント(0.23%)高の3135.75ポイントと反発している。
 中国の景気支援スタンスが改めて材料視される流れ。中国景気の持ち直しを後押しするため、当局は経済対策を強めている。中国の政府系メディアは先ごろ、預金準備率の引き下げ余地に言及した。ただ、上値は限定的。中国ではきょう9日に4月の貿易統計、11日に同月の物価統計を公表する。様子見ムードも漂った。
 個別では、結晶シリコン製品メーカーの隆基緑能科技(601012/SH)が2.9%高。同社は8日、自主開発した背面接触型結晶シリコンヘテロ接合太陽電池(HBC)の光電変換効率が27.3%に達したと報告し、変換効率の世界記録を更新したことを明らかにした。ほか、主要銘柄の値上がり率は、中遠海運HD(601919/SH)が2.5%、保利発展控股集団(600048/SH)が1.6%、エン鉱能源(600188/SH)が1.2%、中国旅遊集団中免(601888/SH)が1.0%など。
 一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.06ポイント(0.03%)高の253.98ポイント、深センB株指数が2.21ポイント(0.20%)高の1126.32ポイントで推移している。


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