31日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時36現在、主要指標の上海総合指数が前日比3.84ポイント（0.12％）高の3095.52ポイントと反発している。
　米長期金利の上昇一服が好感される流れ。弱い米経済指標を受け、昨夜の米債券市場では米10年債利回りが急低下した。米国の実質国内総生産（GDP）改定値は速報値から下方修正され、個人消費も予想以上に減速している。米金利の低下を受け、人民元安の警戒感もひとまず薄らいだ。
　主要銘柄の値上がり率は、中国中煤能源（601898/SH）が2.4％、中遠海運HD（601919/SH）が2.2％、無錫薬明康徳新薬開発（603259/SH）が1.6％、山東黄金（600547/SH）が1.2％、中国平安保険（601318/SH）が1.1％など。
　一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.25ポイント（0.10％）安の250.59ポイント、深センB株指数が2.74ポイント（0.24％）高の1146.77ポイントで推移している。


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