2024/10/23 11:01
本土株:上海総合は0.2%高で続伸、上海B株は0.1%高
23日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時39分現在、主要指標の上海総合指数が前日比6.20ポイント(0.19%)高の3292.06ポイントと4日続伸している。
市場支援策が引き続き材料視される流れ。中国人民銀行(中央銀行)は先ごろ、上場企業の自社株買い、大株主による上場企業株の買い増しを支援する再融資制度を創設した。ほか、証券会社、ファンド、保険会社が株式を購入するため、人民銀から流動性を引き出せるようにするスワップ制度「SFISF」を正式始動している。当局の景気支援スタンスもプラス。中国当局はこれまで、金融緩和など支援策を矢継ぎ早に打ち出している。今年の経済成長目標(5.0%前後)を達成するため、中国当局は財政出動など追加の刺激策を打ち出すとの見方も根強い状況だ。
ただ、上値は限定的。中国景気の先行き不安がくすぶっている。国際通貨基金(IMF)は22日に発表した最新の世界経済見通しで、中国の2024年経済成長率予測を前回の5.0%から4.8%に0.2ポイント引き下げた。
主要銘柄の値上がり率は、上海電気集団(601727/SH)が6.8%、永輝超市(601933/SH)が6.5%、中国交通建設(601800/SH)が3.1%、中国鉄建(601186/SH)が2.0%など。
外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.16ポイント(0.06%)高の273.25ポイント、深センB株指数が2.50ポイント(0.20%)安の1250.91ポイントで推移している。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
市場支援策が引き続き材料視される流れ。中国人民銀行(中央銀行)は先ごろ、上場企業の自社株買い、大株主による上場企業株の買い増しを支援する再融資制度を創設した。ほか、証券会社、ファンド、保険会社が株式を購入するため、人民銀から流動性を引き出せるようにするスワップ制度「SFISF」を正式始動している。当局の景気支援スタンスもプラス。中国当局はこれまで、金融緩和など支援策を矢継ぎ早に打ち出している。今年の経済成長目標(5.0%前後)を達成するため、中国当局は財政出動など追加の刺激策を打ち出すとの見方も根強い状況だ。
ただ、上値は限定的。中国景気の先行き不安がくすぶっている。国際通貨基金(IMF)は22日に発表した最新の世界経済見通しで、中国の2024年経済成長率予測を前回の5.0%から4.8%に0.2ポイント引き下げた。
主要銘柄の値上がり率は、上海電気集団(601727/SH)が6.8%、永輝超市(601933/SH)が6.5%、中国交通建設(601800/SH)が3.1%、中国鉄建(601186/SH)が2.0%など。
外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.16ポイント(0.06%)高の273.25ポイント、深センB株指数が2.50ポイント(0.20%)安の1250.91ポイントで推移している。
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