14日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時34分現在、主要指標の上海総合指数が前営業日比5.48ポイント（0.17％）高の3153.50ポイントと反発している。
　中国の政策期待が相場を支える流れ。財政部は13日、超長期特別国債の発行計画を明らかにし、今月17日から30年債の発行を開始すると発表している。金融緩和の観測も浮上。複数メディアが報じたところによれば、国債発行による流動性の縮小を金融緩和でカバーするとの見方だ。ただ、上値は重い。米中対立の警戒感がくすぶっているほか、週内に公表される4月の中国経済指標も気がかり材料となった。
　主要銘柄の値上がり率は、長城汽車（601633/SH）が1.5％、保利発展控股集団（600048/SH）が1.4％、紫金鉱業集団（601899/SH）が1.3％、洛陽モリブデン（603993/SH）が1.2％、中国旅遊集団中免（601888/SH）が1.2％など。
　一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.16ポイント（0.06％）高の254.52ポイント、深センB株指数が4.57ポイント（0.41％）高の1122.88ポイントで推移している。


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