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2024/07/18 10:58

本土株:上海総合は0.8%安で続落、上海B株は0.6%安 無料記事

 18日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時34分現在、主要指標の上海総合指数が前日比23.80ポイント(0.80%)安の2939.05ポイントと続落している。
 米中対立の激化が警戒される流れ。米メディアは16日、「バイデン政権は日本やオランダなど同盟国に対し、半導体製造装置メーカーが中国に向けて先端半導体技術の提供を続けた場合、これまでにない貿易制限措置を適用することを検討している」と報じている。中国外交部は報道の直後、このような動きには断固として反対すると声明した。政策動向を見極めたいとするスタンスも買い手控え要因。中国ではきょう18日、中期的な重要政策の方針を話し合う第20期中央委員会第3回全体会議(3中全会)が閉幕する(会期は15〜18日)。今後の政策方針を盛り込んだコミュニケ(声明)が午後に公表される予定だ。
 主要銘柄の値下がり率は、富士康工業互聯網(601138/SH)が2.9%、中国アルミ(601600/SH)が1.9%、万華化学集団(600309/SH)が1.5%、紫金鉱業集団(601899/SH)が1.4%、上海韋爾半導体(603501/SH)が1.2%など。
 外貨建てB株相場は、上海B株指数が1.41ポイント(0.61%)安の231.45ポイント、深センB株指数が2.87ポイント(0.25%)高の1135.46ポイントで推移している。


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