2日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標の上海総合指数が前日比16.27ポイント（0.55％）安の2916.12ポイントと続落している。
　前日の軟調地合いを継ぐ流れ。中国景況感が悪化する中、景気先行きの不透明感が強まっている。7月の財新中国製造業PMI（民間集計）が49.8に低下し、景況判断の境目となる50を9カ月ぶりに割り込んだ。米国でも足元の経済指標が想定を上回るペースで落ち込み、米経済がリセッション（景気後退）に陥ると危惧されている。
　主要銘柄の値下がり率は、富士康工業互聯網（601138/SH）が4.3％、洛陽モリブデン（603993/SH）が3.9％、紫金鉱業集団（601899/SH）が3.0％、万華化学集団（600309/SH）が2.2％、安徽海螺水泥（600585/SH）が2.0％など。
　外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.84ポイント（0.36％）安の236.41ポイント、深センB株指数が3.81ポイント（0.34％）安の1109.78ポイントで推移している。


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