ハンセン指数 　 　 　　　　　　21866.33 -247.18 -1.12％
中国本土株指数（旧H株指数） 7820.68 -93.48 -1.18％
H科技（テック）指数 　　　　　 4902.30 -76.34 -1.53％

　4日の香港マーケットは、日本時間の午前10時34分現在、主要指標のハンセン指数が続落している。外部環境の不透明感が重しとなる流れ。中東情勢の緊迫化が懸念される状況だ。イランのミサイル攻撃を受けたイスラエルが近く、イラン石油施設を標的にするとの観測が流れている。また、米金融政策に影響を与える9月の米雇用統計が4日夜（日本時間）に公表されることも気がかりだ。もっとも、下値は限定的。中国人民銀行（中央銀行）など主要金融部門が24日、金融緩和などで景気を刺激するスタンスを公表して以降、投資家心理が改善している。
　主要銘柄の値下がり率は、東方海外(オリエント・オーバーシーズ：316/HK)が8.1％、百威亜太HD(バドワイザー・ブリューイング・カンパニーAPAC：1876/HK)が4.0％、美団(メイトゥアン：3690/HK)が3.3％、招商銀行(チャイナ・マーチャンツ・バンク：3968/HK)が3.3％、李寧(リーニン：2331/HK)が3.2％など。


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