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2024/09/11 10:59

本土株:上海総合は0.8%安で反落、深センB株は0.5%安 無料記事

 11日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時35分現在、主要指標の上海総合指数が前日比21.60ポイント(0.79%)安の2722.59ポイントと反落している。
 投資家の慎重スタンスが強まる流れ。中国経済の先行き不安がくすぶっているほか、中国経済指標の発表、米国の対中圧力強化などが重しとなっている。対中圧力に関しては、米下院は現地時間9日、米政府と中国のバイオテクノロジー企業との取引を制限する「バイオセキュア法案」を可決(今後、上院に送付)したことに続き、米下院は10日までに、中国製ドローンの米国内利用を禁止する法案を可決した。また、中国では今週、14日に8月の小売売上高や鉱工業生産など、15日までに金融統計が報告される。これまでに公表された経済統計は、デフレや企業活動縮小、内需不振などが懸念される内容が目立った。昨夜のWTI原油先物が急反落する中、エネルギー株などに売りが先行している。
 主要銘柄の値下がり率は、中国海洋石油(600938/SH)が4.0%、上海国際港務(600018/SH)が2.9%、中国石油天然気(601857/SH)が2.8%、中国神華能源(601088/SH)が1.6%、中国石油化工(600028/SH)が1.5%、中国銀行(601988/SH)が1.5%など。
 外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.37ポイント(0.16%)安の229.06ポイント、深センB株指数が4.81ポイント(0.46%)安の1050.92ポイントで推移している。


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