ハンセン指数 　 　 　　　　　　19262.56 +133.46 +0.70％
中国本土株指数（旧H株指数） 6821.53 +55.93 +0.83％
H科技（テック）指数 　　　　　 3986.43 +61.98 +1.58％

　26日の香港マーケットは、日本時間の午前10時34分現在、主要指標のハンセン指数が3日続伸している。前日までの好地合いを継ぐ流れ。中国の景気刺激策に対する期待感が続いているほか、米ハイテク株高も支えとなった。中国経済対策に関しては、中国人民銀行（中央銀行）など主要な金融当局が24日、共同で記者会見し、金融緩和や不動産業支援、株式市場安定策など広範な施策を明らかにしている。そのほか、中国当局は25日までに、雇用促進に向けた指針や極貧層に対する現金給付なども発表した。また、上海政府は市民に向け先着順で消費券を発行する。
　ただ、上値は限定的。このところの上昇基調を受け売り圧力が高まっているほか、中国指標の発表や大型連休を前に様子見ムードも漂った。中国ではあす27日に8月の工業企業利益、週明け30日に9月の購買担当者景気指数（PMI、国家統計局などによる）が公表される。また、来週は国慶節の大型連休がスタートする（中国本土は10月1〜7日が休場、香港は1日が休場）。
　主要銘柄の値上がり率は、百度集団(バイドゥ：9888/HK)が3.3％、李寧(リーニン：2331/HK)が2.6％、京東集団(JDドットコム：9618/HK)が2.5％、創科実業(テクトロニック・インダストリーズ：669/HK)が2.5％、龍湖集団HD(ロンフォー・グループ・ホールディングス：960/HK)が2.4％など。


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