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2024/08/27 10:59

本土株:上海総合は0.2%安で反落、深センB株は0.03%安 無料記事

 27日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時35分現在、主要指標の上海総合指数が前日比6.18ポイント(0.22%)安の2849.34ポイントと3日ぶりに反落している。
 投資家の慎重スタンスが強まる流れ。中国の財政不安が重しだ。中国財政部が26日発表したデータによると、今年1〜7月の一般公共予算収入(財政収入)は前年同期比で2.6%減少し、支出は2.5%増にとどまっている。中国の景気懸念も連想された。対外関係の悪化もマイナス。カナダ政府は26日、中国製の電気自動車(EV)と鉄鋼・アルミに新たな関税を課すと発表した。中国EVについては、欧州連合(EU)も先ごろ追加関税の最終案を公表している。米国も輸入関税を引き上げる見通しだ。
 主要銘柄の値下がり率は、江蘇長電科技(600584/SH)が1.9%、安徽江淮汽車集団(600418/SH)が1.7%、富士康工業互聯網(601138/SH)が1.6%、国電南瑞科技(600406/SH)が1.4%、中信建投証券(601066/SH)が1.2%など。
 外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.11ポイント(0.05%)高の229.40ポイント、深センB株指数が0.35ポイント(0.03%)安の1070.66ポイントで推移している。


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