6日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標の上海総合指数が前日比9.47ポイント（0.31％）高の3074.87ポイントと反発している。
　米長期金利の低下基調が好感される流れ。昨夜の米債券市場では、9月の米利下げ観測を受け、米10年債利回りが約2カ月ぶりの低い水準で終了している。対米ドルの人民元安に対する警戒感もやや薄らいだ。中国景気の持ち直しも改めて意識される。足元で公表された民間の景況感指数は大幅に改善した。
　主要銘柄の値上がり率は、富士康工業互聯網（601138/SH）が6.7％、中遠海運HD（601919/SH）が3.1％、紫金鉱業集団（601899/SH）が1.9％、中国アルミ（601600/SH）が1.8％、三一重工（600031/SH）が1.7％など。
　一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.13ポイント（0.05％）高の236.40ポイント、深センB株指数が1.83ポイント（0.16％）高の1132.35ポイントで推移している。


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