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2020/08/21 10:39

反発、ハンセンは126ポイント高 無料記事

ハンセン指数      24917.43  +126.04 +0.51%
中国本土株指数(旧H株指数) 10200.70 +44.89  +0.44%
レッドチップ指数 4093.65 +19.51 +0.48%

 21日の香港マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標のハンセン指数が3日ぶりに反発している。投資家心理が改善。中国商務部の報道官は20日の記者会見で、再開時期が不明だった「第1段階の通商合意」に関する米中閣僚級協議について、「米中両政府は近く開催することで合意した」と発表した。トランプ米大統領はこれに先立つ18日、協議は自身がキャンセルしたとして、「中国と今は話したくない」と発言していただけに、関係修復の期待が高まっている。
 主要銘柄の値上がり率は、恒隆地産(ハンルン・プロパティーズ:101/HK)が1.5%、銀河娯楽集団(ギャラクシー・エンターテインメント:27/HK)が1.5%、騰訊HD(テンセント・ホールディングス:700/HK)が1.4%、創科実業(テクトロニック・インダストリーズ:669/HK)が1.1%、長江和記実業(CKハチソン・ホールディングス:1/HK)が1.0%など。
 一方、前日引け後に決算発表した電子商取引(Eコマース)中国最大手の阿里巴巴集団HD(アリババ・グループ・ホールディング:9988/HK)は1.0%安。4〜6月期に利益2.2倍をたたき出すなど業績は好調だったものの、いったん好材料の出尽くし感が意識された。


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