7日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時36分現在、主要指標の上海総合指数が前日比4.20ポイント（0.15％）高の2871.48ポイントと続伸している。
　経済対策の期待感が相場を支える流れ。中国の内需不振など景気先行き不安がくすぶる中、7月の第20期中央委員会第3回全体会議（3中全会）で示された方針のもと、当局は景気対策を急いでいる。直近では、国家発展改革委員会が6日、電力システム更新に向けた3カ年計画の詳細を発表した。ただ、上値は限定的。指標発表が気がかりだ。中国では、きょう7日に貿易統計、9日に物価統計、15日に小売売上高や鉱工業生産など、15日までに金融統計が公表される。
　主要銘柄の値上がり率は、安徽江淮汽車集団（600418/SH）が2.8％、国電南瑞科技（600406/SH）が1.6％、国投電力（600886/SH）が1.6％、福耀玻璃工業集団（600660/SH）が1.6％、中国中煤能源（601898/SH）が1.4％など。
　外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.07ポイント（0.03％）高の233.17ポイント、深センB株指数が2.55ポイント（0.23％）高の1093.57ポイントで推移している。


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