ハンセン指数 　 　 　　　　　　17218.55 +44.49 +0.26％
中国本土株指数（旧H株指数） 6070.92 +21.51 +0.36％
H科技（テック）指数 　　　　　 3442.45 +12.76 +0.37％

　14日の香港マーケットは、日本時間の午前10時35分現在、主要指標のハンセン指数が6日続伸している。米利下げ期待が相場を支える流れ。7月の米生産者物価指数（PPI）が予想を大幅に下回り、米連邦準備理事会（FRB）が利下げしやすくなるとの見方が一段と強まっている。昨夜の米株市場では、ハイテク株を中心に主要株価指数がそろって上昇した。また、香港で主要な上場企業の決算報告が進む中、好業績が相次ぎ報告されたことも好感されている。ただ、上値は限定的。中国の融資縮小が重しだ。中国人民銀行（中央銀行）が13日に公表した7月の金融統計では、マネーサプライ（通貨供給量）M2の伸びが予想をやや上回ったものの、人民元建て新規融資額が予想を大幅に下回った。融資額は前月比でおよそ88％縮小し、15年ぶりの低水準に落ち込んでいる。
　個別では、中間期決算が9割増益となってた豚肉生産で世界トップの万洲国際（WHグループ：288/HK）が6.3％高、中間利益が2.4倍に拡大したバイオ製薬・中医薬メーカーの中国生物製薬（1177/HK）が4.8％高と値を上げている。ほか、主要銘柄の値上がり率は、華潤ビールHD(チャイナ・リソーシズ・ビール：291/HK)が2.0％、百度集団(バイドゥ：9888/HK)が1.8％、周大福珠宝集団(チョウ・タイ・フック・ジュエリー・グループ：1929/HK)が1.7％など。



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