2025/05/29 11:00
本土株:上海総合は0.1%高で6日ぶり反発、上海B株は0.3%高 
29日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時38分現在、主要指標の上海総合指数が前日比3.00ポイント(0.09%)高の3342.94ポイントと6日ぶりに反発している。
前日までの続落を受け、ひとまず買いが先行する流れ。米半導体大手の好決算や、「トランプ関税」の一部差し止め報道も支えとなった。エヌビディアが28日夕に発表した2〜4月期決算は、売上高が前年同期比で69%増加し、四半期ベースの過去最高を記録。市場予想も上回っている。また、外電が日本時間29日午前、米国際貿易裁判所がトランプ米大統領が発動した一連の関税措置に関し、一部が大統領の権限を超えているとして差し止める決定を下したと伝えた。
ただ、上値は限定的。中国指標の発表などが気がかりだ。中国では週末31日、5月の製造業PMIと非製造業PMIが公表される。複数の金融機関などが中国景気の持ち直しを示唆しているが、今月公表された5月の経済統計では、小売が市場予想を下回り、不動産関連の悪化が続いた。
主要銘柄の値上がり率は、富士康工業互聯網(601138/SH)が3.9%、重慶千里科技(601777/SH)が2.3%、中遠海運HD(601919/SH)が1.6%、薬明康徳(603259/SH)が1.4%など。
外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.64ポイント(0.25%)高の258.86ポイント、深センB株指数が1.65ポイント(0.14%)高の1200.24ポイントで推移している。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
前日までの続落を受け、ひとまず買いが先行する流れ。米半導体大手の好決算や、「トランプ関税」の一部差し止め報道も支えとなった。エヌビディアが28日夕に発表した2〜4月期決算は、売上高が前年同期比で69%増加し、四半期ベースの過去最高を記録。市場予想も上回っている。また、外電が日本時間29日午前、米国際貿易裁判所がトランプ米大統領が発動した一連の関税措置に関し、一部が大統領の権限を超えているとして差し止める決定を下したと伝えた。
ただ、上値は限定的。中国指標の発表などが気がかりだ。中国では週末31日、5月の製造業PMIと非製造業PMIが公表される。複数の金融機関などが中国景気の持ち直しを示唆しているが、今月公表された5月の経済統計では、小売が市場予想を下回り、不動産関連の悪化が続いた。
主要銘柄の値上がり率は、富士康工業互聯網(601138/SH)が3.9%、重慶千里科技(601777/SH)が2.3%、中遠海運HD(601919/SH)が1.6%、薬明康徳(603259/SH)が1.4%など。
外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.64ポイント(0.25%)高の258.86ポイント、深センB株指数が1.65ポイント(0.14%)高の1200.24ポイントで推移している。
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