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2025/01/15 10:55 NEW!!

本土株:上海総合は0.1%安で反落、上海B株も0.1%安 無料記事

 15日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標の上海総合指数が前日比3.92ポイント(0.12%)安の3237.02ポイントと反落している。
 様子見ムードが漂う流れ。米国では15日、米連邦準備理事会(FRB)がインフレ動向の目安とする12月の消費者物価指数(CPI)、中国では17日、2024年のGDP成長率や12月の小売売上高や鉱工業生産などが報告される。結果を見極めたいとするスタンスが強まった。米中対立激化の警戒感もくすぶる。米政府は14日、新疆ウイグル自治区の少数民族に対する人権侵害の疑いがあるとして、新たに、繊維、鉱業、太陽子発電などの中国企業37社からの輸入を禁止した。米政権はこのところ、追加の半導体規制など、通商上の対中圧力を強化している。
 もっとも、下値は限定的。人民元安の進行が一服したことや、中国景気の過度な減速懸念が後退したことなどが支えだ。
 主要銘柄の値下がり率は、上海汽車集団(600104/SH)が2.3%、無錫薬明康徳新薬開発(603259/SH)が2.0%、上海電気集団(601727/SH)が1.4%、中国中車(601766/SH)が1.2%など。
 外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.14ポイント(0.05%)安の261.46ポイント、深センB株指数が1.49ポイント(0.13%)高の1197.08ポイントで推移している。


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