2025/07/31 10:43
香港株:続落、ハンセンは225ポイント安 
ハンセン指数 24951.61 -225.32 -0.89%
中国本土株指数(旧H株指数) 8966.98 -71.29 -0.79%
H科技(テック)指数 5464.66 -26.10 -0.48%
31日の香港マーケットは、日本時間の午前10時36分現在、主要指標のハンセン指数が3日続落している。投資家心理が悪化する流れ。米金融政策の不透明感や、中国景況感の悪化が重しとなっている。米連邦公開市場委員会(FOMC)では、予想通り5会合連続で政策金利の据え置きを決定。その後の会見でパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長は、「関税引き上げにより、一部で物価上昇の圧力が高まっている」とした上で、次回会合(9月)での利下げにも慎重な見方を示した。金融政策で米国に追随する香港でも、中央銀行に相当する香港金融管理局(HKMA)が31日に政策金利を据え置いており、域内金利の低下期待が後退している。中国で寄り付き直後に公表された国家統計局による7月の中国景況感指数は、製造業PMIが49.3と市場予想(49.7)に届かず、景況判断の境目となる50を4カ月連続で下回った。非製造業PMIは予想(50.2)を下回る50.1で着地している。
なお、前日に開催された中国共産党の中央政治局会議に関しては、2025年下半期の基本的な政策スタンスとして、「より積極的な」財政政策と「適度に緩和的な」金融政策を実施する方針が示されたが、従来方針を改めて確認したにとどまり、市場ではポジティブサプライズがなかったとの見方が支配的となっている。
主要銘柄の値下がり率は、無錫薬明康徳新薬開発(ウーシー・アプテック:2359/HK)が5.1%、美団(メイトゥアン:3690/HK)が3.6%、紫金鉱業集団(ヅージン・マイニング・グループ:2899/HK)が3.4%、龍湖集団HD(ロンフォー・グループ・ホールディングス:960/HK)が3.3%、信義光能HD(シンイ・ソーラー・ホールディングス:968/HK)が2.8%など。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
中国本土株指数(旧H株指数) 8966.98 -71.29 -0.79%
H科技(テック)指数 5464.66 -26.10 -0.48%
31日の香港マーケットは、日本時間の午前10時36分現在、主要指標のハンセン指数が3日続落している。投資家心理が悪化する流れ。米金融政策の不透明感や、中国景況感の悪化が重しとなっている。米連邦公開市場委員会(FOMC)では、予想通り5会合連続で政策金利の据え置きを決定。その後の会見でパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長は、「関税引き上げにより、一部で物価上昇の圧力が高まっている」とした上で、次回会合(9月)での利下げにも慎重な見方を示した。金融政策で米国に追随する香港でも、中央銀行に相当する香港金融管理局(HKMA)が31日に政策金利を据え置いており、域内金利の低下期待が後退している。中国で寄り付き直後に公表された国家統計局による7月の中国景況感指数は、製造業PMIが49.3と市場予想(49.7)に届かず、景況判断の境目となる50を4カ月連続で下回った。非製造業PMIは予想(50.2)を下回る50.1で着地している。
なお、前日に開催された中国共産党の中央政治局会議に関しては、2025年下半期の基本的な政策スタンスとして、「より積極的な」財政政策と「適度に緩和的な」金融政策を実施する方針が示されたが、従来方針を改めて確認したにとどまり、市場ではポジティブサプライズがなかったとの見方が支配的となっている。
主要銘柄の値下がり率は、無錫薬明康徳新薬開発(ウーシー・アプテック:2359/HK)が5.1%、美団(メイトゥアン:3690/HK)が3.6%、紫金鉱業集団(ヅージン・マイニング・グループ:2899/HK)が3.4%、龍湖集団HD(ロンフォー・グループ・ホールディングス:960/HK)が3.3%、信義光能HD(シンイ・ソーラー・ホールディングス:968/HK)が2.8%など。
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