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2025/08/08 10:40

香港株:反落、ハンセンは105ポイント安 無料記事

ハンセン指数           24977.12   -104.51 -0.42%
中国本土株指数(旧H株指数) 8945.47 -36.26 -0.40%
H科技(テック)指数       5499.45 -47.28 -0.85%

8日の香港マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標のハンセン指数が5日ぶりに反落している。外部環境の不透明感が重しとなる流れ。米経済のスタグフレーション(不況下のインフレ)が改めて意識されている。米労働市場の軟化による景気懸念や、インフレ高進の見方が強まったためだ。そのほか、米政府が新たな相互関税率を7日から適用したことで、世界景気が冷やされるとの懸念もくすぶっている。
 もっとも、下値を叩くような売りはみられない。中国の景気懸念が薄らいでいる。7日に報告された7月の中国貿易統計では、米ドル建て輸出と輸入が予想を上回り、伸びは6月から拡大した。HSBCは最新リポートで、2025年の中国GDP成長率予想を従来の4.5%から4.9%に引き上げた。追加の支援策が打ち出される可能性が高いと分析している。
 主要銘柄の値下がり率は、九龍倉置業地産投資(ワーフ・リアル・エステート・インベストメント:1997/HK)が6.2%、中芯国際集成電路製造(SMIC:981/HK)が4.4%、無錫薬明康徳新薬開発(ウーシー・アプテック:2359/HK)が2.4%、中升集団HD(ヂョンシェン・グループ・ホールディングス:881/HK)が2.2%、金沙中国(サンズ・チャイナ:1928/HK)が2.0%など。



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