2025/01/07 11:00
本土株:上海総合は0.1%高で反発、深センB株は0.2%高
7日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時39分現在、主要指標の上海総合指数が前日比3.25ポイント(0.10%)高の3210.17ポイントと5日ぶりに反発している。
値頃感が着目される流れ。上海総合指数は前日まで4日続落し、昨年10月17日以来、約2カ月半ぶりの安値水準を連日で切り下げていた。当局の相場安定に向けた動きもプラス。上海・深セン証券取引所は昨年末から年初にかけ、複数の大手投資信託に対し、株式売却を制限するよう要請したもようだ。もっとも、上値は限定的。資金流出懸念が依然として続いている。対米ドルの人民元安が進むとの見方が根強い。6日の外国為替市場では、オンショア人民元(CNY)が一時、約16カ月ぶりの安値を切り下げた。米国の対中圧力や、「トランプ関税」の警戒感もくすぶっている。指数は安くスタートしたが、程なくプラスに転じた。
主要銘柄の値上がり率は、洛陽モリブデン(603993/SH)が2.9%、紫金鉱業集団(601899/SH)が2.0%、中信建投証券(601066/SH)が1.9%、上海韋爾半導体(603501/SH)が1.9%、海爾智家(600690/SH)が1.6%など。
外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.25ポイント(0.10%)高の260.05ポイント、深センB株指数が2.52ポイント(0.21%)高の1191.84ポイントで推移している。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
値頃感が着目される流れ。上海総合指数は前日まで4日続落し、昨年10月17日以来、約2カ月半ぶりの安値水準を連日で切り下げていた。当局の相場安定に向けた動きもプラス。上海・深セン証券取引所は昨年末から年初にかけ、複数の大手投資信託に対し、株式売却を制限するよう要請したもようだ。もっとも、上値は限定的。資金流出懸念が依然として続いている。対米ドルの人民元安が進むとの見方が根強い。6日の外国為替市場では、オンショア人民元(CNY)が一時、約16カ月ぶりの安値を切り下げた。米国の対中圧力や、「トランプ関税」の警戒感もくすぶっている。指数は安くスタートしたが、程なくプラスに転じた。
主要銘柄の値上がり率は、洛陽モリブデン(603993/SH)が2.9%、紫金鉱業集団(601899/SH)が2.0%、中信建投証券(601066/SH)が1.9%、上海韋爾半導体(603501/SH)が1.9%、海爾智家(600690/SH)が1.6%など。
外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.25ポイント(0.10%)高の260.05ポイント、深センB株指数が2.52ポイント(0.21%)高の1191.84ポイントで推移している。
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