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2025/08/05 13:31

香港前場:ハンセン0.3%高で続伸、上海総合は0.5%上昇 無料記事

 5日前場の香港マーケットは、主要85銘柄で構成されるハンセン指数が前日比66.22ポイント(0.27%)高の24799.67ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が16.96ポイント(0.19%)高の8910.44ポイントと続伸した。売買代金は1123億5170万香港ドルとなっている(4日前場は1265億2820万香港ドル)。
 内外の政策期待が相場を支える流れ。米雇用情勢の悪化を受け、米利下げ期待が高まっている。米サンフランシスコ地区連銀のデイリー総裁は4日、利下げ時期が近づいているとしたうえで、年内2回以上の利下げが必要となる可能性があるとの認識を示した。中国でも景況感悪化を背景に、当局が追加の景気支援に動くとの見方が強まっている。もっとも、米中の景気懸念が払しょくされたわけではなく、上値は限定された。指数はマイナス圏で推移する場面もみられている。(亜州リサーチ編集部)
 ハンセン指数の構成銘柄では、パソコン(PC)世界最大手の聯想集団(レノボ・グループ:992/HK)が3.7%高、マカオ・カジノの銀河娯楽集団(27/HK)が3.1%高、新興EV(電気自動車)メーカーの理想汽車(2015/HK)が2.9%高と上げが目立った。
 セクター別では、鉄鋼や紙・パルプの素材が高い。馬鞍山鋼鉄(323/HK)が9.6%、鞍鋼(347/HK)が5.0%、中国東方集団HD(581/HK)が3.4%、理文造紙(2314/HK)が8.2%、山東晨鳴紙業集団(1812/HK)が7.4%、玖龍紙業(2689/HK)が5.6%ずつ上昇した。鉄鋼業界は減産など、紙・パルプは値上げなどを通じ、「内巻」(不毛な過当競争)からの脱却を目指している。
 医薬セクターもしっかり。信達生物製薬(1801/HK)が5.2%高、康希諾生物(6185/HK)が5.0%高、艾美疫苗(6660/HK)が2.4%高、石薬集団(1093/HK)が2.1%高で引けた。
 半面、中国不動産セクターの一角は安い。遠洋集団HD(3377/HK)が3.5%、世茂集団HD(813/HK)が2.7%、中国奥園集団(3883/HK)が1.6%、合景泰富地産HD(1813/HK)が1.5%ずつ下落した。
 本土マーケットも続伸。主要指標の上海総合指数は、前日比0.53%高の3602.13ポイントで前場取引を終了した。不動産が高い。金融、消費、自動車、資源・素材、運輸、インフラ建設なども買われた。半面、医薬は安い。軍需産業、半導体も売られた。


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