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2025/01/02 10:44

下落、ハンセンは279ポイント安 無料記事

ハンセン指数           19781.07 -278.88 -1.39%
中国本土株指数(旧H株指数) 7170.50 -119.39 -1.64%
H科技(テック)指数       4413.58 -54.53 -1.22%

 新年初商いとなる2日の香港マーケットは、日本時間の午前10時35分現在、主要指標のハンセン指数が反落している。米長期金利の上昇が重しとなる流れ。昨年末の米債券市場では、米10年債利回りが再び上昇している。トランプ次期米政権の政策がインフレや財政悪化につながり、米連邦準備理事会(FRB)は利下げペースを落とす可能性があるとの見方が改めて広がった。また、トランプ米大統領就任を今月20日に控える中、対中関税の強化も不安視されている。ただ、下値を叩くような売りはみられない。中国経済対策の期待感が支えだ。習近平・国家主席は12月31日、恒例の新年に向けたテレビ演説で、外部環境の不確実性などを踏まえ、2025年は積極的に政策を実行していくと表明している。
 個別では、太陽光発電(PV)用ガラス基板メーカーの信義光能HD(シンイ・ソーラー・ホールディングス:968/HK)が6.4%安。同社が12月31日引け後、2024年12月期(本決算)の純利益が前年比で70〜80%減少するとの見通しを示したことが売り材料視されている。ほか、主要銘柄の値下がり率は、中国工商銀行(インダストリアル・アンド・コマーシャル・バンク・オブ・チャイナ:1398/HK)が5.0%、中国建設銀行(チャイナ・コンストラクション・バンク:939/HK)が4.5%、中国宏橋集団(チャイナ・ホンチョオ・グループ:1378/HK)が3.1%、舜宇光学科技(サニー・オプティカル・テクノロジー(グループ):2382/HK)が3.1%など。


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