ハンセン指数 　 　 　　　　　　22968.77 -321.00 -1.38％
中国本土株指数（旧H株指数） 8295.98 -136.04 -1.61％
H科技（テック）指数 　　　　　 5080.90 -89.53 -1.73％

　週明け2日の香港マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標のハンセン指数が続落している。投資家のリスク回避スタンスが強まる流れ。米関税政策の不透明感や米中対立の激化、中国景気の鈍化など不安材料が山積している。トランプ米大統領は5月30日、鉄鋼とアルミニウムの輸入品に対し、追加関税を2倍の50％に引き上げる計画を表明した。トランプ氏はまた、中国が米国との貿易合意を完全に破ったとして、厳しい措置を取ると可能性を示唆している。中国景況感の悪化も続く。先週末に公表された5月の製造業PMI（国家統計局などによる）は、予想通り前月の49.0→49.5に上向いたが、依然として景況判断の境目となる50を下回っている。
　主要銘柄の値下がり率は、快手科技(クアイショウ・テクノロジー：1024/HK)が4.3％、石薬集団(CSPCファーマシューティカル・グループ：1093/HK)が4.1％、信義光能HD(シンイ・ソーラー・ホールディングス：968/HK)が3.8％、理想汽車(リ・オート：2015/HK)が3.6％、比亜迪(BYD：1211/HK)が3.4％など。
　一方、本土市場はきょう2日、端午節の祝日により休場。あす3日に取引を再開する。


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