ハンセン指数 　 　 　　　　　　19319.75 +78.86 +0.41％
中国本土株指数（旧H株指数） 7006.34 +27.37 +0.39％
H科技（テック）指数 　　　　　 4340.25 +28.71 +0.67％

　10日の香港マーケットは、日本時間の午前10時36分現在、主要指標のハンセン指数が5日ぶりに反発している。自律反発狙いの買いが先行する流れ。ハンセン指数は前日までの4日続落で、昨年11月26日以来、約6週ぶりの安値水準を切り下げていた。また、米長期金利の上昇が一服したことも買い安心感につながっている。もっとも、上値は限定的。米中の指標発表を前に、積極的な売買が手控えられている。米国では今夜（日本時間22時半ごろ）、金融政策に影響を与える重要指標、昨年12月の雇用統計が公表される予定。中国では来週13日に貿易、17日に小売売上高や鉱工業生産などと24年のGDP成長率、15日に金融などの統計が報告される。
　主要銘柄の値上がり率は、中芯国際集成電路製造(SMIC：981/HK)が4.3％、紫金鉱業集団(ヅージン・マイニング・グループ：2899/HK)が2.2％、招商銀行(チャイナ・マーチャンツ・バンク：3968/HK)が1.7％、新奥能源HD(ENNエナジー：2688/HK)が1.7％、薬明生物技術(ウーシー・バイオロジクス：2269/HK)が1.7％など。


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