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2025/02/07 10:55

本土株:上海総合は0.1%安で反落、深センB株も0.1%安 無料記事

 7日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標の上海総合指数が前日比3.94ポイント(0.12%)安の3266.72ポイントと反落している。
 米中の指標発表前に買いが手控えられる流れ。米国では今夜(日本時間22時30分)、1月の米雇用統計が公表される予定だ。米金融政策に影響を与えるため、内容次第では連邦準備理事会(FRB)の利下げペースが鈍化する恐れもある。中国では週末9日に、1月の物価統計が報告される予定。個人消費の動向が気がかりだ。
 ただ、下値は限定的。中国経済対策の期待感が根強いほか、人工知能(AI)産業が拡大するとの見方も支えとなっている。浙江省杭州市のスタートアップ企業、杭州深度求索人工智能基礎技術研究有限公司(DeepSeek)が低コストで高性能な生成人工知能(AI)を開発したことが引き続き注目材料となった。関連銘柄の物色は続いている。
 主要銘柄の値下がり率は、三六零安全科技(601360/SH)が7.0%、華勤技術(603296/SH)が3.6%、富士康工業互聯網(601138/SH)が1.8%、山西杏花村フェン酒(600809/SH)が1.4%など。
 外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.14ポイント(0.05%)安の265.59ポイント、深センB株指数が1.04ポイント(0.09%)安の1202.67ポイントで推移している。


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