ハンセン指数 　 　 　　　　　　18840.64 -223.65 -1.17％
中国本土株指数（旧H株指数） 6833.14 -65.01 -0.94％
H科技（テック）指数 　　　　　 4207.98 -52.84 -1.24％

　週明け13日の香港マーケットは、日本時間の午前10時34分現在、主要指標のハンセン指数が6日続落している。投資家心理が悪化する流れ。トランプ次期米政権の関税政策に対する警戒感が続いたほか、米長期金利の上昇も重しとなっている。10日の米債券市場では、米雇用統計が予想を上回ったことを受け、米10年債利回りが急上昇し、一時、2023年11月以来の高水準を付けた。ミシガン大学が発表した1年先の期待インフレ率が前月公表の2.8％から3.3％に上昇し、昨年5月以来の高水準となったこともあり、米連邦準備理事会（FRB）が利下げを当面見送るとの観測も浮上している。香港は金融政策で米国に追随するため、域内金利の上昇も懸念された。
　主要銘柄の値下がり率は、中升集団HD(ヂョンシェン・グループ・ホールディングス：881/HK)が3.7％、香港鉄路(MTR：66/HK)が3.4％、信義光能HD(シンイ・ソーラー・ホールディングス：968/HK)が2.9％、中国銀行(バンク・オブ・チャイナ：3988/HK)が2.8％、李寧(リーニン：2331/HK)が2.7％など。


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