25日の本土マーケットは値上がり。日本時間の午前10時38分現在、主要指標の上海総合指数は前日比14.51ポイント（0.43％）高の3400.15ポイントと3日続伸している。外貨建てB株相場もしっかり。上海B株指数が4.15ポイント（1.65％）高の256.24ポイント、深センB株指数が4.47ポイント（0.47％）高の956.14ポイントで推移している。
　前日までの好地合いを継ぐ。李克強首相が今年の経済成長率について、「新型コロナ禍のなかにあっても、プラス成長する可能性がある」との認識を示したことが引き続き手がかりになっている。
　米中対立の激化懸念もやや薄らぐ。米通商代表部（USTR）は日本時間25日午前、ライトハイザー代表やムニューシン財務長官、中国の劉鶴・副首相らと「第1段階」の通商合意について電話会談したことを明らかにし、「双方が進展を確認した」との声明を発表した。
　主要銘柄の値上がり率は、中国人寿保険（601628/SH）が2.4％、恒力石化 (600346/SH)が2.2％、招商銀行（600036/SH)が1.7％、中信証券（600030/SH）が1.4％、中国中免（旧社名、国旅:601888/SH）が1.2％、江蘇恒瑞医薬（600276/SH）が1.0％など。


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