2025/08/04 10:40
香港株:続落、ハンセンは102ポイント安 
ハンセン指数 24406.31 -101.50 -0.41%
中国本土株指数(旧H株指数) 8766.22 -38.20 -0.43%
H科技(テック)指数 5368.69 -28.71 -0.53%
週明け4日の香港マーケットは、日本時間の午前10時34分現在、主要指標のハンセン指数が5日続落している。米中の景気懸念が重しとなる流れ。米国では労働市場軟化による経済への影響が不安視されている。7月の米雇用統計では、非農業部門の雇用者数が予想を下回り、失業率は前月から上昇。また、過去2カ月分の雇用者数は大幅に下方修正されている。中国では官民が公表した7月の景況感指数がそろって悪化。国家統計局などによる製造業PMIは49.3と市場予想(49.7)に届かず、景況判断の境目となる50を4カ月連続で下回った。また、S&Pグローバル中国製造業PMI(民間集計)は予想(50.2)を下回る49.5で着地。景況判断の境目となる50を再び割り込んだ。
ただ、下値は限定的。中国当局は今年の経済成長目標を達成するため、追加の景気刺激策を打ち出すとの期待が根強い状況だ。また、米国で9月利下げの観測が強まっていることもプラス。香港は金融政策で米国に追随するため、域内金利が低下するとの期待も高まった。
主要銘柄の値下がり率は、比亜迪(BYD:1211/HK)が3.2%、中国神華能源(チャイナ・シェンファ・エナジー:1088/HK)が3.0%、中通快逓(開曼)(ZTOエクスプレス・ケイマン:2057/HK)が2.9%、無錫薬明康徳新薬開発(ウーシー・アプテック:2359/HK)が2.8%、中国石油天然気(ペトロチャイナ:857/HK)が2.7%など。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
中国本土株指数(旧H株指数) 8766.22 -38.20 -0.43%
H科技(テック)指数 5368.69 -28.71 -0.53%
週明け4日の香港マーケットは、日本時間の午前10時34分現在、主要指標のハンセン指数が5日続落している。米中の景気懸念が重しとなる流れ。米国では労働市場軟化による経済への影響が不安視されている。7月の米雇用統計では、非農業部門の雇用者数が予想を下回り、失業率は前月から上昇。また、過去2カ月分の雇用者数は大幅に下方修正されている。中国では官民が公表した7月の景況感指数がそろって悪化。国家統計局などによる製造業PMIは49.3と市場予想(49.7)に届かず、景況判断の境目となる50を4カ月連続で下回った。また、S&Pグローバル中国製造業PMI(民間集計)は予想(50.2)を下回る49.5で着地。景況判断の境目となる50を再び割り込んだ。
ただ、下値は限定的。中国当局は今年の経済成長目標を達成するため、追加の景気刺激策を打ち出すとの期待が根強い状況だ。また、米国で9月利下げの観測が強まっていることもプラス。香港は金融政策で米国に追随するため、域内金利が低下するとの期待も高まった。
主要銘柄の値下がり率は、比亜迪(BYD:1211/HK)が3.2%、中国神華能源(チャイナ・シェンファ・エナジー:1088/HK)が3.0%、中通快逓(開曼)(ZTOエクスプレス・ケイマン:2057/HK)が2.9%、無錫薬明康徳新薬開発(ウーシー・アプテック:2359/HK)が2.8%、中国石油天然気(ペトロチャイナ:857/HK)が2.7%など。
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