週明け30日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標の上海総合指数が前営業日比3.47ポイント（0.10％）高の3403.61ポイントと3日続伸している。
　中国経済対策の期待感が引き続き支えとなる流れ。中国人民銀行（中央銀行）が先ごろ、大規模な資金吸収を実施したことに関し、一部のエコノミストは「預金準備率引き下げの可能性が高まったことを意味する」と指摘している。ただ、上値は限定的。米長期金利の上昇や、あす公表される12月の中国製造業PMI（国家統計局などが集計）などが気がかり材料だ。
　主要銘柄の値上がり率は、上海韋爾半導体（603501/SH）が2.6％、中国神華能源（601088/SH）が1.8％、紫金鉱業集団（601899/SH）が1.2％、中国太平洋保険（601601/SH）が1.2％など。
　外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.01ポイント（0.00％）安の269.23ポイント、深センB株指数が0.41ポイント（0.03％）高の1218.10ポイントで推移している。


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