10日の本土マーケットは値下がり。日本時間の午前10時38分現在、主要指標の上海総合指数は前日比14.27ポイント（0.48％）安の2941.84ポイントと4日ぶりに反落している。外貨建てB株相場もさえない。上海B株指数が0.45ポイント（0.21％）安の208.83ポイント、深センB株指数が1.95ポイント（0.23％）安の863.54ポイントで推移している。　
　中国指標の下振れが重し。朝方公表された5月の物価統計では、企業活動の目安となる生産者物価指数（PPI）が予想（3.3％）を超えるマイナス（3.7％）を記録した。消費者物価指数（CPI）の上昇率も予想を下回っている。景気先行き不安が改めて意識された格好だ。
　主要銘柄の値下がり率は、中国国旅（601888/SH）が3.6％、中国国際航空(601111/SH)が2.2％、上海韋爾半導体(WILLSEMI：603501/SH)が1.6％、三安光電(600703/SH)が1.4％、中国太平洋保険（601601/SH）が1.2％など。


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