ハンセン指数 　 　 22254.50　 -37.32 -0.17％
中国本土株指数（旧H株指数） 8760.81 -39.81　 -0.45％
レッドチップ指数 3256.87 -18.64 -0.57％

　19日の香港マーケットは、日本時間の午前10時34分現在、主要指標のハンセン指数が続落している。新型コロナウイルス感染拡大の警戒感が続く。新型コロナのパンデミック（世界的流行）により、欧州や米国では製造業の操業や店舗の営業停止、国境の閉鎖が相次ぐ状況だ。トランプ米大統領は18日、米国とカナダの国境を一時閉鎖すると発表。フランスでは17日正午から全土で外出禁止措置が始まり、陸軍が部隊を展開した。ただ、大きく売り込む動きはみられない。指数は直近の下げが急ピッチだったこともあり、下値を拾う動きも散見される。
　主要銘柄の値下がり率は、中国人寿保険(チャイナライフ：2628/HK)が4.3％、中国海洋石油(CNOOC：883/HK)が3.4％、中国平安保険(ピンアン・インシュアランス(グループ)チャイナ：2318/HK)が2.9％、長江基建集団(長江インフラ：1038/HK)が2.8％、金沙中国(サンズ・チャイナ：1928/HK)が2.7％など。
　一方、増益決算を報告した中国インターネットサービス最大手の騰訊HD（テンセント・ホールディングス：700/HK）は小じっかりで推移している。



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