ハンセン指数 　 　 　　　　　　19608.19 -80.10 -0.41％
中国本土株指数（旧H株指数） 7101.70 -33.78 -0.47％
H科技（テック）指数 　　　　　 4375.85 -19.23 -0.44％

　7日の香港マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標のハンセン指数が続落している。投資家の慎重スタンスが継続する流れ。人民元安が進むとの見方が強まっているほか、米長期金利の上昇も懸念材料だ。トランプ次期米大統領の就任を20日に控える中、一部外電が「公約に掲げる一律の関税引き上げは限定的なものになる」と報じたが、トランプ氏は同報道を否定。高関税政策がインフレを進行させるとの警戒感が強まり、米債券市場では米10年債利回りの上昇が一段と進んでいる。
　米国の対中圧力も不安視。米国防総省は6日、中国のインターネット大手、騰訊HD（テンセント・ホールディングス：700/HK）と車載バッテリー大手の寧徳時代新能源科技（CATL：300750/SZ）を中国人民解放軍と関連がある「中国軍事企業」に指定すると発表した。これを受け、テンセント株は4.2％安と急落している。
　ほか、主要銘柄の値下がり率は、薬明生物技術(ウーシー・バイオロジクス：2269/HK)が2.6％、香港鉄路(MTR：66/HK)が1.7％、美団(メイトゥアン：3690/HK)が1.3％、携程集団(トリップドットコム・グループ：9961/HK)が1.3％など。


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