2025/01/14 10:58
本土株:上海総合は0.2%高で反発、上海B株は0.5%高
14日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時35分現在、主要指標の上海総合指数が前日比6.72ポイント(0.21%)高の3167.47ポイントと4日ぶりに反発している。
自律反発狙いの買いが先行する流れ。上海総合指数はこのところ下落基調を強め、昨年9月27日以来、約3カ月半ぶりの安値水準を切り下げていた。人民元安進行の警戒感もやや後退。当局が人民元安をけん制するスタンスを強化する中、外国為替市場では対米ドルのオフショア人民元が元高に転じて推移している。ただ、上値は限定的。米長期金利の上昇が続いていることや、米中対立の警戒感がくすぶっていることが重しだ。そのほか、指標発表も気がかり。中国では今週、15日までに昨年12月の金融統計、17日に、2024年のGDP成長率と12月の小売売上高や鉱工業生産などが公表される予定だ。
主要銘柄の値上がり率は、中遠海運能源運輸(600026/SH)が5.5%、無錫薬明康徳新薬開発(603259/SH)が2.7%、中国南方航空(600029/SH)が1.7%、中信証券(600030/SH)が1.3%など。
外貨建てB株相場は、上海B株指数が1.15ポイント(0.45%)高の256.78ポイント、深センB株指数が2.69ポイント(0.23%)高の1172.73ポイントで推移している。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
自律反発狙いの買いが先行する流れ。上海総合指数はこのところ下落基調を強め、昨年9月27日以来、約3カ月半ぶりの安値水準を切り下げていた。人民元安進行の警戒感もやや後退。当局が人民元安をけん制するスタンスを強化する中、外国為替市場では対米ドルのオフショア人民元が元高に転じて推移している。ただ、上値は限定的。米長期金利の上昇が続いていることや、米中対立の警戒感がくすぶっていることが重しだ。そのほか、指標発表も気がかり。中国では今週、15日までに昨年12月の金融統計、17日に、2024年のGDP成長率と12月の小売売上高や鉱工業生産などが公表される予定だ。
主要銘柄の値上がり率は、中遠海運能源運輸(600026/SH)が5.5%、無錫薬明康徳新薬開発(603259/SH)が2.7%、中国南方航空(600029/SH)が1.7%、中信証券(600030/SH)が1.3%など。
外貨建てB株相場は、上海B株指数が1.15ポイント(0.45%)高の256.78ポイント、深センB株指数が2.69ポイント(0.23%)高の1172.73ポイントで推移している。
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