ハンセン指数 　 　 　　　　　　23348.05 +190.08 +0.82％
中国本土株指数（旧H株指数） 8432.41 +73.15 +0.88％
H科技（テック）指数 　　　　　 5174.13 +40.02 +0.78％

　3日の香港マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標のハンセン指数が3日ぶりに反発している。貿易交渉の進展期待が相場を支える流れ。貿易問題を巡る米中対立が懸念される中、米ホワイトハウスの報道官は2日、トランプ米大統領が週内に中国の習近平・国家主席と会談する可能性が高いとコメントしている。また、外電が2日、「米当局は貿易相手国に対し、最善の貿易交渉案を4日までに提示するよう求めた」と報じたこともプラスだ。世界のサプライチェーン（供給網）混乱が早期に収束すると期待された。中国の政策に対する期待感も高まる。中国景況感の悪化が続いていることを背景に、当局は追加の景気対策を打ち出すとの観測も広がった。
　主要銘柄の値上がり率は、龍湖集団HD(ロンフォー・グループ・ホールディングス：960/HK)が3.9％、中升集団HD(ヂョンシェン・グループ・ホールディングス：881/HK)が3.6％、網易(ネットイース：9999/HK)が3.2％、紫金鉱業集団(ヅージン・マイニング・グループ：2899/HK)が2.8％、農夫山泉(ノンフー・スプリング：9633/HK)が2.1％など。


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