ハンセン指数 　 　 　　　　　　19777.08 +16.81 +0.09％
中国本土株指数（旧H株指数） 7169.70 +10.42 +0.15％
H科技（テック）指数 　　　　　 4436.66 +33.54 +0.76％

　週明け6日の香港マーケットは、日本時間の午前10時35分現在、主要指標のハンセン指数が続伸している。中国経済対策の期待感が先行する流れ。外電が3日、消息筋情報として伝えたところによると、中国政府は国内数百万人の公務員に対し、異例の賃上げを実施した。約10年ぶりとなる大幅賃上げで、消費刺激策の一環とみられる。また、先週末の米株が反発したこともプラス材料だ。ただ、上値は限定的。トランプ次期米大統領の就任を今月20日に控え、「トランプ関税」の警戒感がくすぶっている。そのほか、対米ドルの人民元安が進む中、本土からの資金流出懸念が強まっていることもマイナスだ。
　主要銘柄の値上がり率は、聯想集団(レノボ・グループ：992/HK)が3.6％、中芯国際集成電路製造(SMIC：981/HK)が2.9％、信義光能HD(シンイ・ソーラー・ホールディングス：968/HK)が2.0％、京東集団(JDドットコム：9618/HK)が1.9％、吉利汽車HD(ジーリー・オートモービル・ホールディングス：175/HK)が1.6％など。


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