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2025/01/06 11:00

本土株:上海総合は0.3%安で続落、深センB株も0.3%安 無料記事

 週明け6日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時36分現在、主要指標の上海総合指数が前営業日比8.83ポイント(0.28%)安の3202.60ポイントと4日続落している。
 前週の軟調地合いを次ぐ流れ。人民元安が進行する中、本土からの資金流出懸念がくすぶっている。3日の外国為替市場では、対米ドルの人民元が一時、2023年11月以来の安値を付けた。また、中国10年国債の上昇が止まらず、「株式市場の低迷で投資家が安全資産としての債券にシフトした」との見方も続いている。ただ、下値は限定的。中国経済対策に対する期待感が支えだ。外電が3日、消息筋情報として伝えたところによると、中国政府は国内数百万人の公務員に対し、異例の賃上げを実施。約10年ぶりとなる大幅賃上げで、消費刺激策の一環とみられる。
 主要銘柄の値下がり率は、陝西煤業(601225/SH)が2.1%、貴州茅台酒(600519/SH)が1.4%、紫金鉱業集団(601899/SH)が1.2%、中国電信(601728/SH)が1.1%など。
 外貨建てB株相場は、上海B株指数が258.60ポイント(0.20%)安の258.60ポイント、深センB株指数が4.04ポイント(0.34%)安の1190.66ポイントで推移している。


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