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2025/05/26 11:00

本土株:上海総合は0.1%高で3日ぶり反発、上海B株は0.3%安 無料記事

 週明け26日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時38分現在、主要指標の上海総合指数が前営業日比3.76ポイント(0.11%)高の3352.14ポイントと3日ぶりに反発している。
 中国株の先高観が改めて意識される流れ。モルガン・スタンレーは先ごろ、中国株マーケットの主要株価指数について目標株価を引き上げた。ほか、JPモルガンの中国共同代表は中国経済は広範に持ち直しているとの認識を示したうえで、外国人投資家も中国への関心を高めていると述べている。また、スタンダードチャータード銀行の担当者は、富裕層の投資家は中国株を「買い時」と評価していると語った。
 ただ、上値は限定的。貿易問題を巡る米中協議の進ちょくが気がかりだ。米国と中国の高官は先週22日に電話会談を行い、対話を継続していくことで合意したと発表したが、両国の通商対立は根深く、交渉も難航するとの警戒感もくぶっている。
 主要銘柄の値上がり率は、洛陽モリブデン(603993/SH)が1.9%、東鵬飲料(605499/SH)が1.7%、中国核能電力(601985/SH)が1.6%、仏山市海天調味食品(603288/SH)が1.4%など。
 外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.64ポイント(0.25%)安の261.35ポイント、深センB株指数が3.75ポイント(0.31%)安の1192.77ポイントで推移している。


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