24日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標の上海総合指数が前日比6.44ポイント（0.20％）安の3223.72ポイントと反落している。
　様子見ムードが漂う流れ。春節（旧正月）の大型連休が28日から始まることに加え（本土市場は28日〜2月4日まで休場）、1月の製造業PMIが27日に発表されることも気がかり材料だ。もっとも、下値は限定的。中国当局の株式市場安定化策が引き続き材料視されている。中国証券監督管理委員会の呉清・主席が説明した「中長期資金の株式市場導入工作の推進に関する実施計画案」について東呉証券は、「2025年の新規資金流入額は約1兆8000億人民元に上る見通し」と分析した。
　主要銘柄の値下がり率は、上海電気集団（601727/SH）が4.1％、永輝超市（601933/SH）が3.7％、ショウ州片仔コウ薬業（600436/SH）が3.1％、中国農業銀行（601288/SH）が1.2％、中国人寿保険（601628/SH）が1.2％など。
　外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.26ポイント（0.10％）安の263.27ポイント、深センB株指数が0.78ポイント（0.06％）安の1193.08ポイントで推移している。


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