ハンセン指数 　 　 　　　　　　19777.84 +77.28 +0.39％
中国本土株指数（旧H株指数） 7178.83 +14.61 +0.20％
H科技（テック）指数 　　　　　 4539.79 +24.31 +0.54％

　24日の香港マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標のハンセン指数が3日ぶりに反発している。内外の好材料で投資家心理がやや上向く流れ。トランプ米大統領発言を好感し昨夜の米株が続伸したことや、中国当局の本土市場安定化策が材料視されている。トランプ氏は23日、スイスで開催中の世界経済フォーラム（WEF）年次総会（ダボス会議）でオンライン演説し、サウジアラビアなど石油輸出国機構（OPEC）に原油価格引き下げを要請し、米連邦準備制度理事会（FRB）に利下げを求める考えを明らかにした。WTI原油先物は続落している。また、中国金融当局が23日発表した「中長期資金の株式市場導入工作の推進に関する実施計画案」について東呉証券は、「2025年の新規資金流入額は約1兆8000億人民元に上る見通し」と分析した。ただ、上値は重い。春節の大型連休を前に（本土市場は28日〜2月4日、香港市場は29〜31日が休場）、様子見ムードも漂っている。
　主要銘柄の値上がり率は、携程集団(トリップドットコム・グループ：9961/HK)が2.8％、中芯国際集成電路製造(SMIC：981/HK)が2.7％、舜宇光学科技(サニー・オプティカル・テクノロジー(グループ)：2382/HK)が1.9％、中国人寿保険(チャイナライフ：2628/HK)が1.7％、中国宏橋集団(チャイナ・ホンチョオ・グループ：1378/HK)が1.6％など。


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