2025/10/10 10:55
本土株:上海総合は0.5%安で4日ぶり反落、深センB株は0.2%安 
10日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標の上海総合指数が前日比17.76ポイント(0.45%)安の3916.21ポイントと4日ぶりに反落している。
指標発表前に買いが手控えられる流れ。中国では来週、9月の重要経済指標の発表が相次ぐ予定だ(13日に貿易統計、15日に物価統計、金融統計も15日までに公表)。内容を見極めたいとするスタンスが強まっている。米中協議も気がかり。トランプ米大統領と中国の習近平・国家主席が今月末、韓国で開かれるAPEC(アジア太平洋経済協力会議)で対面で会談する見通しだが、ここにきて両国の応酬が激しくなっている。
ただ、下値は限定的。米追加利下げや中国の政策に対する期待感が相場を下支えしている。中国共産党は今月20〜23日に第20期中央委員会第4回全体会議(4中全会)を開き、来年から始まる第15次5カ年計画(2026〜30年)について議論する予定だ。
主要銘柄の値下がり率は、紫金鉱業集団(601899/SH)が3.4%、曙光信息産業(603019/SH)が3.2%、薬明康徳(603259/SH)が2.1%、富士康工業互聯網(601138/SH)が1.7%、洛陽モリブデン(603993/SH)が1.6%など。
外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.43ポイント(0.17%)安の260.36ポイント、深センB株指数が2.91ポイント(0.22%)安の1351.24ポイントで推移している。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
指標発表前に買いが手控えられる流れ。中国では来週、9月の重要経済指標の発表が相次ぐ予定だ(13日に貿易統計、15日に物価統計、金融統計も15日までに公表)。内容を見極めたいとするスタンスが強まっている。米中協議も気がかり。トランプ米大統領と中国の習近平・国家主席が今月末、韓国で開かれるAPEC(アジア太平洋経済協力会議)で対面で会談する見通しだが、ここにきて両国の応酬が激しくなっている。
ただ、下値は限定的。米追加利下げや中国の政策に対する期待感が相場を下支えしている。中国共産党は今月20〜23日に第20期中央委員会第4回全体会議(4中全会)を開き、来年から始まる第15次5カ年計画(2026〜30年)について議論する予定だ。
主要銘柄の値下がり率は、紫金鉱業集団(601899/SH)が3.4%、曙光信息産業(603019/SH)が3.2%、薬明康徳(603259/SH)が2.1%、富士康工業互聯網(601138/SH)が1.7%、洛陽モリブデン(603993/SH)が1.6%など。
外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.43ポイント(0.17%)安の260.36ポイント、深センB株指数が2.91ポイント(0.22%)安の1351.24ポイントで推移している。
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