2026/01/09 13:23
香港前場:ハンセン0.03%高で3日ぶり小反発、上海総合は0.3%上昇 
9日前場の香港マーケットは、主要89銘柄で構成されるハンセン指数が前日比8.90ポイント(0.03%)高の26158.21ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が3.46ポイント(0.04%)高の9042.80ポイントと3日ぶりに小反発した。売買代金は1352億1750万香港ドルとなっている(8日前場は1306億4530万香港ドル)。
買い戻しが優勢となる流れ。米中対立の過度な警戒感が薄らいだことがプラスだ。ライト米エネルギー長官は8日、ベネズエラ産石油を巡り、中国との取引を認めると発言している。米国の優位性を示しつつも、ベネズエラの石油権益を持ち、同国産原油の大半を輸入する中国に一定の配慮を示した格好だ。一方、中国当局が輸入を止めていたエヌビディアの人工知能(AI)半導体「H200」については、民間企業の商業利用を一部認め近く輸入を許可する方針と伝わっている。
ただ、全体としては方向感を欠く。米中の指標発表を前に様子見ムードが漂っている。米国では9日、米連邦準備理事会(FRB)が金融政策の方向を決める重要指標のひとつ、12月の雇用統計が公表される予定。また、中国では来週14日に12月の貿易統計、15日までに金融統計が報告される。なお、寄り付き直後に公表された昨年12月の中国物価統計は、消費者物価指数(CPI)が前年同月比でプラス0.8%で着地。上昇率は市場予想と一致し、前月実績(プラス0.7%)を上回った。一方、生産者物価指数(PPI)はマイナス1.9%。前月実績(マイナス2.2%)と市場予想(マイナス2.0%)より小幅な下げにとどまっている。(亜州リサーチ編集部)
ハンセン指数の構成銘柄では、産金で中国最大手の紫金鉱業集団(2899/HK)と中国電子商取引(EC)大手の京東集団(9618/HK)がそろって3.0%高、医療サービス企業の阿里健康信息技術(アリババ・ヘルス:241/HK)が2.9%高と上げが目立った。
セクター別では、AI関連が高い。クラウドの万国数拠HD(9698/HK)が3.2%、金山雲(3896/HK)が2.5%、金蝶国際軟件集団(268/HK)が2.3%、AI技術の北京智譜華章科技(2513/HK)が14.9%、北京第四範式智能技術(6682/HK)が3.3%ずつ上昇した。そのほか、中国の有力AIスタートアップ、MiniMax(100/HK)がきょう香港上場。公募価格比78.2%高と急伸した。
自動運転システムの銘柄もしっかり。文遠知行(800/HK)が2.6%高、知行汽車科技(蘇州)(1274/HK)が2.2%高、深セン佑駕創新科技(2431/HK)が1.4%高、小馬智行(ポニーAI:2026/HK)が1.0%高で引けた。
半面、中国の不動産セクターは安い。融創中国HD(1918/HK)が4.2%、遠洋集団HD(3377/HK)が3.0%、龍湖集団HD(960/HK)が2.3%、雅居楽集団HD(3383/HK)が1.7%ずつ下落した。
本土マーケットも反発。主要指標の上海総合指数は、前日比0.30%高の4095.33ポイントで前場の取引を終了した。資源・素材が高い。軍需産業、消費、自動車、医薬、電子情報関連なども買われた。半面、金融は安い。公益、不動産、半導体も売られた。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
買い戻しが優勢となる流れ。米中対立の過度な警戒感が薄らいだことがプラスだ。ライト米エネルギー長官は8日、ベネズエラ産石油を巡り、中国との取引を認めると発言している。米国の優位性を示しつつも、ベネズエラの石油権益を持ち、同国産原油の大半を輸入する中国に一定の配慮を示した格好だ。一方、中国当局が輸入を止めていたエヌビディアの人工知能(AI)半導体「H200」については、民間企業の商業利用を一部認め近く輸入を許可する方針と伝わっている。
ただ、全体としては方向感を欠く。米中の指標発表を前に様子見ムードが漂っている。米国では9日、米連邦準備理事会(FRB)が金融政策の方向を決める重要指標のひとつ、12月の雇用統計が公表される予定。また、中国では来週14日に12月の貿易統計、15日までに金融統計が報告される。なお、寄り付き直後に公表された昨年12月の中国物価統計は、消費者物価指数(CPI)が前年同月比でプラス0.8%で着地。上昇率は市場予想と一致し、前月実績(プラス0.7%)を上回った。一方、生産者物価指数(PPI)はマイナス1.9%。前月実績(マイナス2.2%)と市場予想(マイナス2.0%)より小幅な下げにとどまっている。(亜州リサーチ編集部)
ハンセン指数の構成銘柄では、産金で中国最大手の紫金鉱業集団(2899/HK)と中国電子商取引(EC)大手の京東集団(9618/HK)がそろって3.0%高、医療サービス企業の阿里健康信息技術(アリババ・ヘルス:241/HK)が2.9%高と上げが目立った。
セクター別では、AI関連が高い。クラウドの万国数拠HD(9698/HK)が3.2%、金山雲(3896/HK)が2.5%、金蝶国際軟件集団(268/HK)が2.3%、AI技術の北京智譜華章科技(2513/HK)が14.9%、北京第四範式智能技術(6682/HK)が3.3%ずつ上昇した。そのほか、中国の有力AIスタートアップ、MiniMax(100/HK)がきょう香港上場。公募価格比78.2%高と急伸した。
自動運転システムの銘柄もしっかり。文遠知行(800/HK)が2.6%高、知行汽車科技(蘇州)(1274/HK)が2.2%高、深セン佑駕創新科技(2431/HK)が1.4%高、小馬智行(ポニーAI:2026/HK)が1.0%高で引けた。
半面、中国の不動産セクターは安い。融創中国HD(1918/HK)が4.2%、遠洋集団HD(3377/HK)が3.0%、龍湖集団HD(960/HK)が2.3%、雅居楽集団HD(3383/HK)が1.7%ずつ下落した。
本土マーケットも反発。主要指標の上海総合指数は、前日比0.30%高の4095.33ポイントで前場の取引を終了した。資源・素材が高い。軍需産業、消費、自動車、医薬、電子情報関連なども買われた。半面、金融は安い。公益、不動産、半導体も売られた。
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