2026/03/06 13:32 NEW!!
香港前場:ハンセン1.9%高で続伸、上海総合は0.3%上昇 
6日前場の香港マーケットは、主要88銘柄で構成されるハンセン指数が前日比468.56ポイント(1.85%)高の25789.90ポイントと続伸し、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が187.29ポイント(2.22%)高の8638.72ポイントと5日ぶりに反発した。売買代金は1412億7210万香港ドルに縮小している(5日前場は1641億8540万香港ドル)。
中国経済対策の期待感が相場を支える流れ。中国では5日、全国人民代表大会(全人代、国会に相当)が開幕した。李強・首相が冒頭で読み上げた「政府活動報告」では、より積極的な財政政策を継続する方針が示されている。政策で恩恵を受けやすい銘柄群の物色が続いた。原油相場の上昇一服もプラス材料。5日のNY商品取引所でWTI原油先物は8.5%高と大幅に5日続伸し、一時、82.16米ドル(バレル)と2024年7月以来の高値を付けていたが、6日の時間外取引では一転、下落に向かい、80米ドルを割り込んで推移している。米国のバーガム内務長官は5日、原油高騰を抑制するため、あらゆる選択肢を検討していると発言。そのほか、米財務省が近く、エネルギー価格上昇への対応措置を発表する見通しとも伝わった。中東地域の地政学リスクを嫌気し、朝方は弱含む場面がみられたものの、指数は上げ幅を徐々に広げた。(亜州リサーチ編集部)
ハンセン指数の構成銘柄では、京東(JD)グループ3社の上げが目立つ。宅配サービスの京東物流(JDロジスティクス:2618/HK)が21.3%高、電子商取引(Eコマース)大手の京東集団(JDドットコム:9618/HK)が8.5%高、オンライン医療の京東健康(JDヘルス:6618/HK)が3.5%高で引けた。3社はそれぞれ前日引け後に通期決算を発表。京東物流は7%増益、京東集団は52%減益、京東健康は29%増益だった。決算通過で買い安心感が広がっている。京東集団の上昇が寄与し、ハンセン科技(テック)指数は3.7%高と他の主要指数をアウトパフォームした。
半導体やクラウド、大規模言語モデル(LLM)など人工知能(AI)関連の銘柄も高い。兆易創新科技集団(3986/HK)が5.7%、中芯国際集成電路製造(SMIC:981/HK)が2.8%、金蝶国際軟件集団(268/HK)が4.2%、微盟集団(2013/HK)が2.9%、北京智譜華章科技(2513/HK)が4.2%、ミニマックス・グループ(MiniMax:100/HK)が3.8%ずつ上昇した。政府活動報告によると、AIを幅広い産業に応用し、質の向上を図る。また、先端半導体など高度なハイテク品に関し、外国技術に頼らず、サプライチェーンの「自立自強」を目指すとも伝わった。
医薬セクターも急伸。三生製薬(1530/HK)が10.7%高、勁方医薬科技(上海)(2595/HK)が7.0%高、康希諾生物(6185/HK)が5.7%高、信達生物製薬(1801/HK)が5.6%高で前場取引を終えた。中国当局は新興産業の柱として、バイオ医薬品も挙げている。
半面、非鉄セクターは安い。中国アルミ(2600/HK)が4.9%、中国宏橋集団(1378/HK)と洛陽モリブデン集団(3993/HK)がそろって3.3%、江西銅業(358/HK)が2.2%ずつ下落した。
本土マーケットは続伸。主要指標の上海総合指数は、前日比0.25%高の4118.68ポイントで前場の取引を終了した。医薬が高い。宇宙・軍需産業、インフラ建設、半導体、消費関連、自動車、不動産、空運なども買われた。半面、エネルギーは安い。海運、銀行の一角も売られた。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
中国経済対策の期待感が相場を支える流れ。中国では5日、全国人民代表大会(全人代、国会に相当)が開幕した。李強・首相が冒頭で読み上げた「政府活動報告」では、より積極的な財政政策を継続する方針が示されている。政策で恩恵を受けやすい銘柄群の物色が続いた。原油相場の上昇一服もプラス材料。5日のNY商品取引所でWTI原油先物は8.5%高と大幅に5日続伸し、一時、82.16米ドル(バレル)と2024年7月以来の高値を付けていたが、6日の時間外取引では一転、下落に向かい、80米ドルを割り込んで推移している。米国のバーガム内務長官は5日、原油高騰を抑制するため、あらゆる選択肢を検討していると発言。そのほか、米財務省が近く、エネルギー価格上昇への対応措置を発表する見通しとも伝わった。中東地域の地政学リスクを嫌気し、朝方は弱含む場面がみられたものの、指数は上げ幅を徐々に広げた。(亜州リサーチ編集部)
ハンセン指数の構成銘柄では、京東(JD)グループ3社の上げが目立つ。宅配サービスの京東物流(JDロジスティクス:2618/HK)が21.3%高、電子商取引(Eコマース)大手の京東集団(JDドットコム:9618/HK)が8.5%高、オンライン医療の京東健康(JDヘルス:6618/HK)が3.5%高で引けた。3社はそれぞれ前日引け後に通期決算を発表。京東物流は7%増益、京東集団は52%減益、京東健康は29%増益だった。決算通過で買い安心感が広がっている。京東集団の上昇が寄与し、ハンセン科技(テック)指数は3.7%高と他の主要指数をアウトパフォームした。
半導体やクラウド、大規模言語モデル(LLM)など人工知能(AI)関連の銘柄も高い。兆易創新科技集団(3986/HK)が5.7%、中芯国際集成電路製造(SMIC:981/HK)が2.8%、金蝶国際軟件集団(268/HK)が4.2%、微盟集団(2013/HK)が2.9%、北京智譜華章科技(2513/HK)が4.2%、ミニマックス・グループ(MiniMax:100/HK)が3.8%ずつ上昇した。政府活動報告によると、AIを幅広い産業に応用し、質の向上を図る。また、先端半導体など高度なハイテク品に関し、外国技術に頼らず、サプライチェーンの「自立自強」を目指すとも伝わった。
医薬セクターも急伸。三生製薬(1530/HK)が10.7%高、勁方医薬科技(上海)(2595/HK)が7.0%高、康希諾生物(6185/HK)が5.7%高、信達生物製薬(1801/HK)が5.6%高で前場取引を終えた。中国当局は新興産業の柱として、バイオ医薬品も挙げている。
半面、非鉄セクターは安い。中国アルミ(2600/HK)が4.9%、中国宏橋集団(1378/HK)と洛陽モリブデン集団(3993/HK)がそろって3.3%、江西銅業(358/HK)が2.2%ずつ下落した。
本土マーケットは続伸。主要指標の上海総合指数は、前日比0.25%高の4118.68ポイントで前場の取引を終了した。医薬が高い。宇宙・軍需産業、インフラ建設、半導体、消費関連、自動車、不動産、空運なども買われた。半面、エネルギーは安い。海運、銀行の一角も売られた。
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