2026/03/05 16:27 NEW!!
中国大引:上海総合0.6%高で3日ぶり反発、科創板が1.7%上昇 
5日の中国本土マーケットは、主要指標の上海総合指数が前日比26.09ポイント(0.64%)高の4108.57ポイントと3日ぶりに反発した。
中国の政策に対する期待感が相場を支える流れ。中国ではきょう5日、全国人民代表大会(全人代、国会に相当)が開幕した。李強・首相が冒頭で読み上げた「政府活動報告」では、より積極的な財政政策を継続する方針が示されている。また、今年の国内総生産(GDP)成長率目標が4.5〜5.0%と、昨年(5.0%前後)から引き下げられた。市場では、製造業の過剰生産を抑制し、経済成長の軸足を内需に移すと分析されている。また、26年の10大任務としては、内需主導による「強大な国内市場の構築」がトップに挙げられ、イノベーションの推進と従来産業の高度化による「新たな成長エンジンの育成加速」、「高水準の科学技術の自立自強の加速」などが列挙された。政策で恩恵を受けやすい銘柄群に注目が集まっている。(亜州リサーチ編集部)
業種別では、ハイテクの上げが目立つ。LED部材トップメーカーの三安光電(600703/SH)が10.0%(ストップ)高、ディスプレー部品の彩虹顕示器件(600707/SH)が5.6%高、光ファイバー・ケーブルの江蘇亨通光電(600487/SH)が5.2%高、通信機器製造・販売の江蘇永鼎(600105/SH)が4.8%高、スーパーコンピューター世界大手の曙光信息産業(603019/SH)が3.0%高で引けた。ほか、ハイテク・スタートアップ企業向け市場「科創板」では、AIチップの中科寒武紀科技(カンブリコン:688256/SH)が4.6%高。通期決算が上場後で初めて黒字を達成したことも材料視されている。主要50銘柄で構成される「上証科創板50成分指数(Star50)」は1.7%上昇し、他の主要指数をアウトパフォームした。
電力設備関連の銘柄も急伸。東方電気(600875/SH)や上海電気集団(601727/SH)、中国西電電気(601179/SH)などが10.0%(ストップ)高、保定天威保変電気(600550/SH)が9.4%高、河南平高電気(600312/SH)が8.1%高、中国核工業建設(601611/SH)が7.0%高で取引を終えた。中国政府はAI(人工知能)を幅広い産業に応用する構え。データセンター向けなど電力需要の拡大を背景に、電力設備の新設・更新が進むと期待されている。そのほか、インフラ建設株、公益株、医薬株、金融株、不動産株なども買われている。
半面、石油関連の銘柄は安い。中海油能源発展(600968/SH)が7.1%、中国石油化工(600028/SH)が5.0%、中海油田服務(601808/SH)が4.3%、中国石油天然気(601857/SH)が4.2%ずつ下落した。空運株、産金・非鉄株、食品飲料株、宇宙・軍需産業株も売られている。
外貨建てB株相場は、上海B株指数が2.09ポイント(0.79%)高の266.00ポイント、深センB株指数が6.32ポイント(0.52%)高の1222.73ポイントで終了した。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
中国の政策に対する期待感が相場を支える流れ。中国ではきょう5日、全国人民代表大会(全人代、国会に相当)が開幕した。李強・首相が冒頭で読み上げた「政府活動報告」では、より積極的な財政政策を継続する方針が示されている。また、今年の国内総生産(GDP)成長率目標が4.5〜5.0%と、昨年(5.0%前後)から引き下げられた。市場では、製造業の過剰生産を抑制し、経済成長の軸足を内需に移すと分析されている。また、26年の10大任務としては、内需主導による「強大な国内市場の構築」がトップに挙げられ、イノベーションの推進と従来産業の高度化による「新たな成長エンジンの育成加速」、「高水準の科学技術の自立自強の加速」などが列挙された。政策で恩恵を受けやすい銘柄群に注目が集まっている。(亜州リサーチ編集部)
業種別では、ハイテクの上げが目立つ。LED部材トップメーカーの三安光電(600703/SH)が10.0%(ストップ)高、ディスプレー部品の彩虹顕示器件(600707/SH)が5.6%高、光ファイバー・ケーブルの江蘇亨通光電(600487/SH)が5.2%高、通信機器製造・販売の江蘇永鼎(600105/SH)が4.8%高、スーパーコンピューター世界大手の曙光信息産業(603019/SH)が3.0%高で引けた。ほか、ハイテク・スタートアップ企業向け市場「科創板」では、AIチップの中科寒武紀科技(カンブリコン:688256/SH)が4.6%高。通期決算が上場後で初めて黒字を達成したことも材料視されている。主要50銘柄で構成される「上証科創板50成分指数(Star50)」は1.7%上昇し、他の主要指数をアウトパフォームした。
電力設備関連の銘柄も急伸。東方電気(600875/SH)や上海電気集団(601727/SH)、中国西電電気(601179/SH)などが10.0%(ストップ)高、保定天威保変電気(600550/SH)が9.4%高、河南平高電気(600312/SH)が8.1%高、中国核工業建設(601611/SH)が7.0%高で取引を終えた。中国政府はAI(人工知能)を幅広い産業に応用する構え。データセンター向けなど電力需要の拡大を背景に、電力設備の新設・更新が進むと期待されている。そのほか、インフラ建設株、公益株、医薬株、金融株、不動産株なども買われている。
半面、石油関連の銘柄は安い。中海油能源発展(600968/SH)が7.1%、中国石油化工(600028/SH)が5.0%、中海油田服務(601808/SH)が4.3%、中国石油天然気(601857/SH)が4.2%ずつ下落した。空運株、産金・非鉄株、食品飲料株、宇宙・軍需産業株も売られている。
外貨建てB株相場は、上海B株指数が2.09ポイント(0.79%)高の266.00ポイント、深センB株指数が6.32ポイント(0.52%)高の1222.73ポイントで終了した。
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